田久保龍の株式投資徒然記 > > 期待成長率について
りょう様、ブックスタマ社長様
激励と質問頂戴しありがとうございます。
頂いた質問について触れたいと思います。
タマ社長様からご質問いただいた通り、
期待成長率を算出するところは、
定性分析の結果から総合的に求めるものなので
極めて難しいところです。
私はこれを算出するに当り、
企業が属する業界の成長余力
企業の成長源泉力
増収によってもたらされる利益率の上昇
を中心に分析し判断しています。
この点についての回答は上記のようになるのですが、
それではスッキリされないようであれば、
現在の収益水準で価値を算出し、それ以上の価格では買わない
という風にされてはいかがかと存じ上げます。
多くの成長企業の株価は一般的にボラティリティーが非常に高く、
相場が良いときには、高い成長性を織り込んだ価格に、
悪いときには、ゼロ成長を前提としたような価格が付くことがあります。
成長の可能性がきわめて高い企業であれば、
このゼロ成長価値(今日の収益水準から算出される価値)の
株価水準を買いの目安とされてはいかがかと思います。
最近株式を含む投資を始めました。
株式投資を始めるに当たって最初に手にした本が田久保さんの著書でした。
サイコロの出目とチャートについてかかれている箇所になるほどと思い、さっそく購入しました。
割安株という言葉を知ったのも田久保さんの本がきっかけです。
以来、理論株価算定について勉強中ですが、元来めんどくさがりの私は自分で企業価値を算定するよりも、先輩投資家諸氏や投資雑誌にのっている理論株価に目を奪われがち、ついでに日々の株価にも目を奪われています。いつまでも上がらない株価を見ていると本当にこの方法で大丈夫かと不安になってしまいます。
割安で放置された株価が本来価値に近づくまで、どれほどかかるのか、田久保さんのご経験から大まかな感じでいいので教えていただければ幸いです。