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田久保龍の株式投資徒然記 >  > 株価算出について


2006年12月05日(火) 23:43 « 前の記事   

株価算出について

私は妥当株価を次のように計算しています。
①事業価値の算出
②非事業資産価値の算出
③上記①②の和を求める
④上記③から有利子負債を控除

いわゆるDCF法の企業価値算出を念頭においたものですが、
3000銘柄を超える上場企業を対象とする
第一段階のスクリーニングでは、
次の式で簡易的に価値を求め
その後、詳しく財務諸表を分析することにしております。
現在私が利用している公式は、
(今期予想経常利益×0.58)/0.07+償却対象資産額×0.7
+現預金+投資その他の資産-有利子負債
です。
今期予想経常利益×0.58は法人税調整後の利益額
0.07は、フリーリスクレート0.02に株式リスクプレミアム0.05を
足し合わせたもの、
償却対象資産は今後費用計上でき、この分の利益は
そのままキャッシュとして得られるのでこれを合わせます。
0,7を乗じているのは、この分のキャッシュは、
すぐ得られるものではなく、将来の営業キャッシュフローから
得られるものでありますから、その時間価値分を割引いて計算しています。
ここまでが事業価値であり、これに現預金と非事業性資産である
投資その他資産をを足し合わせ、有利子負債を控除して
株主帰属企業価値を求めています。

当然最終的に売買を判断するときには、より深く見るわけですが、
ファーストスクリーニングはこの式で行っています。

東証一部大型企業の場合、これで算出するとかなり多くの企業が
この値に近い時価総額を付けていることが確かめられると思います。

*利用すべき割引率が異となる業種の企業や、素材株などの循環銘柄、
資産含み益が莫大で、時価と簿価が大きく異なるような
企業は別の算出式が必要でまたお話させて頂きたいと思います。






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